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多焦点眼内レンズ

白内障手術で、老眼も同時に治療する時代へ。

掛川で叶える、老眼鏡のいらないクリアな裸眼生活。

一生に一度の手術だからこそ、妥協しないレンズ選びを。「多焦点眼内レンズ」日帰り白内障手術

✔ 遠くも近くも、メガネなしで見える範囲が広がる

✔ 世界基準の手術システムによる痛みの少ない日帰り手術

✔ 熟練の眼科検査員在籍で精密な度数測定

【ピントのご相談】白内障・多焦点レンズ簡易適応検査のWEB予約はこちら(デジスマ対応)

年齢とともに、このような「見え方のストレス」を我慢していませんか?

  • 「全体がかすんで見える、夜間や日差しが妙にまぶしい」(白内障のサインかもしれません)
  • 「買い物中にスマホの画面と商品の値札を見るたび、老眼鏡を掛け外ししていて疲れる」
  • 「ゴルフで打ったボールの行方も、手元のスコアカードも、どちらも裸眼でくっきり見たい」
  • 「白内障手術の後に、ずっとメガネを掛け続けなければいけないのが億劫だ」

これらのお悩みは、当院の「多焦点眼内レンズ」で劇的に変えられます!

 

多焦点眼内レンズとは?(単焦点との決定的な違い)

白内障手術では、濁ってしまった天然の水晶体を取り除き、代わりに「眼内レンズ」という人工のレンズを眼の中に移植します。このとき、従来の保険診療で使われる「単焦点レンズ」を挿入すると、ピントが合う場所が1点(遠く、または近く)に限られるため、手術後も必ずメガネの着用が必要になります。

この弱点を克服し、メガネやコンタクトレンズに頼らない自由な生活を追求するために開発されたのが「多焦点眼内レンズ」です。複数箇所(2カ所以上)にピントを合わせることができるため、日常生活の約8〜9割を裸眼で快適に過ごせるようになります。

当院が厳選する多焦点レンズ(選定療養対象)

 

多焦点眼内レンズには多くの種類がありますが、高額なレンズが必ずしも患者様に合うとは限りません。当院では、術後成績が極めて良好で、日本の厚生労働省に認可されている米国のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)社製の最新レンズを院長自らが厳選して採用しています。

① TECNIS Odyssey(テクニス オデッセイ) 【3焦点・連続焦点型】

〜遠くから手元まで、死角のない見え方を求める方へ〜

  • 圧倒的な広いカバー範囲:「遠方」「中間(60cm)」「近方(40cm)」まで、焦点の間の途切れがなく、連続して自然な見え方を実現します。
  • 暗い場所でも鮮明:従来の3焦点レンズの弱点であった「暗い場所でのコントラスト(見え方の質)の低下」を克服。薄暗い部屋での読書や夜間でも見え方の質が落ちにくいのが特徴です。
  • ハロー・グレアの軽減:最新の光科学技術により、夜間の光の輪(ハロー)やぎらつき(グレア)を大幅に抑制。術後の屈折ズレに対しても強い耐性を持っています。

② TECNIS PureSee(テクニス ピュアシー) 【焦点深度拡張型(EDOF)】

〜夜間の運転が多く、何より自然な見え方の質を重視する方へ〜

  • 単焦点レンズと同等の見え方の質:レンズに複雑な段差を持たせない独自の屈折面デザインにより、光の分散ロスがありません。ハロー・グレア(光のにじみ・まぶしさ)は、なんと単焦点レンズとほぼ同等です。
  • 不自然さのない連続した視界:遠くから日常的な生活距離(中間:約50cmまで)が、不自然な境目なくクッキリと自然に見渡せます。
  • ※ご注意点:近くにピントが合う距離が50cmまでのため、スマートフォンの細かい文字を至近距離で見る際など、環境によっては補助的に老眼鏡が必要になる場合があります。

費用と選定療養制度について(健康保険を併用できます)

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術には「選定療養」と「完全自由診療」の2種類があります。当院が採用しているJ&J社製の認可レンズは『選定療養』が適用されるため、患者様の金銭的負担を大幅に抑えることが可能です。

  • 選定療養(当院採用):「白内障手術代(保険適用:1〜3割負担)」+「多焦点レンズの差額代(自費)」で受けられる、国が認めた合理的で安心な制度です。民間の医療保険(先進医療特約や手術特約)の対象となるケースが非常に多いため、実質的なご負担をさらに軽減できる可能性があります。
  • 自由診療(当院非採用):厚生労働省の認可が下りていない海外製レンズ(5焦点レンズ等)を使用する場合、手術代もレンズ代も「10割全額自己負担」となるため、非常に高額になります。

多焦点眼内レンズの費用について

選定療養とは、保険外診療のうち国が認可した治療について、保険診療との併用を認める制度です。多焦点眼内レンズを用いた手術の場合、手術費用そのものは保険適用となりますが、レンズ代の差額分のみが自己負担となります。

選定療養対象の眼内レンズ費用一覧

レンズの種類 費用(税込・片眼)
3焦点レンズ(Odyssey:乱視用) 400,000円
焦点深度拡張型(PureSee:乱視用) 400,000円
3焦点レンズ(Odyssey:乱視なし) 350,000円
焦点深度拡張型(PureSee:乱視なし) 350,000円

※上記費用に加えて、別途保険診療分の手術費用がかかります。

多焦点眼内レンズは医療費控除が使えるため、実質的な費用負担はさらに軽減されます。 

計算した医療費控除額(例:80万円)に、患者様の所得税率を掛けた金額が所得税として還付され、さらに10%を掛けた金額が翌年の住民税から減額されます。

課税される所得金額 所得税の還付額  住民税の減税額  実質的なレンズ代の負担額
330万円〜695万円 (税率20%) 約 140,000円 70,000円 約 590,000円
695万円〜900万円 (税率23%) 約 161,000円 70,000円 約 569,000円
900万円〜1,800万円 (税率33%) 約 231,000円 70,000円 約 499,000円
1,800万円〜4,000万円 (税率40%) 約 280,000円 70,000円 約 450,000円
(実際には、これに手術代金の自己負担分や通院交通費などを足した金額で計算するため、戻ってくる金額はさらに多くなります。)

注意点:民間の医療保険の給付金について

ご自身で加入している民間の医療保険から「手術給付金」などを受け取った場合は、その金額を支払った医療費から差し引く必要があります。もし40万円の給付金を受け取った場合、医療費控除額は40万円(90万 - 40万 - 10万)となり、手元に残る税金の還付・軽減額も上記の半分になります。

 

保険診療と選定療養の違い

【セクション7】手術をお断りする場合・慎重に検討すべき方(安全性へのこだわり)

当院では患者様の安全と、術後の見え方の満足度を第一に考えております。そのため、すべての方に多焦点レンズをおすすめするわけではなく、以下に該当する方は適応外となるか、慎重に検討を行う必要があります。

慎重に検討すべきケース

理由と当院の判断基準

白内障以外の眼疾患がある方

緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、あるいは重度のドライアイやチン小帯脆弱などがある場合、多焦点レンズ本来の「ピントを合わせる機能」や光の質を十分に発揮できないため、単焦点レンズをおすすめすることがあります。

特定の職業やライフスタイルの方

・夜間の長時間運転が多い方(タクシー・トラック運転手など)→ハロー・グレアによる視覚的ストレスを避けるため。

・色彩や極限の鮮明度を求める方(デザイナー、写真家など)→わずかなコントラスト低下も許容できない場合があるため。

もともと軽度の近視で、裸眼で手元を見ている方

手術前のご自身の手元の見え方の質に慣れているため、多焦点レンズを挿入した際の手元の見え方に満足いただけない可能性があるため、事前の綿密なカウンセリングが必須です。

極度に神経質な方・完璧な視界を求める方

多焦点レンズは「若い頃の目に戻る魔法のレンズ」ではありません。わずかな光のぎらつきやピントの特性が気になってしまう方には、構造がシンプルな単焦点レンズの方が適している場合があります。

※万が一、術後に見え方に馴染めず単焦点レンズへの「入れ替え手術」を行う場合、保険が適用されず全額自己負担となります。さらに眼内レンズの入れ替えは非常に繊細で、硝子体手術など大きな手術を伴うリスクがあるため、安易な選択は推奨しません。だからこそ、手術前の「度数シミュレーション」と「検査の精度」が何よりも重要になります。

掛川花鳥園前外来が誇る、精密検査と安心のオペ体制

  1. 専門の眼科検査員(ORT)による精密な生体測定
    多焦点レンズの手術成功の鍵は、眼の長さや角膜のカーブを測る「検査の正確さ」です。当院では多焦点レンズの計算に深く精通した専門の眼科検査員が在籍。最新の測定装置(ALGOS Alcon社)を駆使し、ブレのない最適な度数を算出します。

  2. 世界最先端の白内障手術システム「CENTURION Active Sentry」導入
    手術はすべて、経験豊富な眼科専門医が執刀。眼の中の圧力を自動でリアルタイムにコントロールする最新鋭のハンドピースにより、2.4mmの極小切開での痛みのない、極めて安全な5〜6分の日帰り手術を行います。過去にLASIK(レーシック)を受けられた患者様は度数がズレやすい傾向がありますが、LASIK執刀経験、LASIK後の白内障手術の経験を豊富に持つ院長が適切なレンズ計算式を用いてレンズの度数を決定します。
  3. デジスマ診療による「お待たせしない」快適通院
    手術前後の通院は大変なものです。当院ではWEB予約・事前WEB問診を導入。さらにアプリでの「スマート後払い(クレジットカード)」を登録しておけば、高額な現金を窓口でやり取りする手間もなく、診察後は会計を待たずにそのままお帰りいただけます。

よくあるご質問(FAQ)

  • Q. 手術後、見え方に慣れるまでどのくらいかかりますか?
    A. 単焦点レンズと違い、遠くも近くも同時に光が入ってくるため、脳が「いまどこを見ているか」を正しく判断して順応するまでに少し時間がかかります。早い方で手術の直後から、一般的には1ヶ月、のんびりな方でも半年程度で自然と気にならなくなる方がほとんどですのでご安心ください。
  • Q. 乱視も一緒に治せますか?
    A. はい、当院が採用している「TECNIS Odyssey」および「TECNIS PureSee」は、いずれも乱視矯正用モデル(Toric)をご用意しております。白内障手術と同時に、老眼だけでなく乱視も高い精度で同時に治療することが可能です。

【ピントのご相談】白内障・多焦点レンズ簡易適応検査のWEB予約はこちら(デジスマ対応)

 
 

多焦点眼内レンズとは

 

白内障の手術では、濁った水晶体を取り除き、「眼内レンズ」という人工のレンズを眼の中に移植します。一般的な白内障手術では、単焦点の眼内レンズが用いられます。術後は水晶体による調整機能が無くなるため、単焦点眼内レンズを挿入した場合、焦点が合う範囲は「近方」「中間」「遠方」のいずれか1点になり、それ以外の場所はメガネが必要となります。
遠くに焦点を合わせる眼内レンズを挿入した場合は、近くを見る際に老眼鏡が必要となり、近くに焦点を合わせる眼内レンズを入れた場合には、遠方用のメガネが必要となります。
この弱点を克服したものが多焦点眼内レンズで、複数個所(2カ所以上)に焦点を合わせることができます。
ただし、多焦点眼内レンズはその複雑な構造から単焦点眼内レンズと比較して、ハロー・グレア(光のにじみ)が出たり、コントラスト感度(見え方の質)が低下します。また白内障以外に目に病気があると適応外になる場合もあります。費用面では単焦点眼内レンズに比べて患者さまの負担は大きくなります。
当院では、様々な種類の眼内レンズを取り扱い、患者さまのライフスタイルや目の状態に合わせて適切な眼内レンズの選択を行っています。また、医師だけでなく、多焦点眼内レンズに深く精通した眼科検査員も在籍しておりますので、お気軽にご相談ください。

※多焦点眼内レンズ手術は保険適用外となり、選定療養となります。

 
 

多焦点眼内レンズのメリットとデメリット

多焦点眼内レンズは、基本的にはメガネやコンタクトレンズ無しで見える範囲が広がることが最大のメリットです。
一方で多焦点眼内レンズ特有のデメリットもあります。

メリット

●遠くも近くも見ることができる
多焦点眼内レンズにおける最大のメリットは複数個所(2ヵ所以上)にピントを合わせられることです。見える範囲が広がり、単焦点眼内レンズと比較するとメガネやコンタクトレンズからの解放が期待できます。ただし、全ての場面で不要になるわけではなく、状況に応じてメガネ、コンタクトンズの装用が必要になる場合もあります。

●ご自身の生活スタイルに合わせた見え方を選択できる
多焦点眼内レンズは、非常に豊富な種類があり、レンズ毎にコンセプトや特徴が異なります。
患者さまのライフスタイルやご希望の見え方に合わせて適したレンズを選ぶことが大切です。当院では、医師を含め、多焦点眼内レンズに深く精通したスタッフが複数名在籍しておりますのでお気軽にお声がけください。

●同時に老眼や乱視の改善が期待できる
多焦点眼内レンズによる白内障手術では、水晶体の濁りをとるだけではなく、乱視や老眼も同時に治療することができます。

デメリット

●コントラス感度(見え方の質)の低下
多焦点眼内レンズは複雑な構造をしているため、単焦点眼内レンズと比べてコントラスト感度(見え方の質)が低下します。つまり、単焦点眼内レンズの焦点があった場所の見え方は、多焦点眼内レンズよりも鮮明に見ることができます。しかし近年の多焦点眼内レンズは改良や開発が進み、見え方の質は改善してきています。

●ハロー・グレア現象
ハロー
:光の周辺に輪がかかって見える症状
グレア:夜間に急に強い光を見たときにまぶしい、光がぎらついて見えるなどの症状
多焦点眼内レンズは複雑なレンズの構造上、夜間にハロー・グレアなどの症状を認めやすいとされています。最初は慣れない方もいらっしゃいますが、時間の経過によって気にならなくなる方が多い傾向にあります。また、多焦点眼内レンズの種類によってはハロー・グレアを軽減させるタイプのレンズもあります。

ハロー・グレア現象
 

●治療費が高額になる
保険適用
となる単焦点眼内レンズを挿入する白内障手術と比較すると、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は保険適用外となるため、治療費が高額になります。
多焦点眼内レンズを挿入する白内障手術には、選定療養自由診療の2種類があります。
選定療養で使用する多焦点眼内レンズは厚生省の認可レンズです。選定療養による治療費は、多焦点眼内レンズ代金は自己負担、手術代金は保険診療が適応されます。
一方、自由診療で使用する多焦点眼内レンズは海外で広く使用され、CEマーク(EU加盟国の基準を満たす製品に付けられるマーク)やFDAマーク (米国食品医薬品局Food and Drug Administrationによる米国の医療機器登録証)を取得しているレンズです。自由診療の多焦点眼内レンズ手術費用は、手術代金も多焦点眼内レンズ代金も全額自己負担ですので選定療養よりさらに高額となります。
高額な多焦点眼内レンズであればあるほど、患者さまにとって適したレンズとは限りません。保険適用の単焦点眼内レンズの方がご自身の目に合う場合もあります。医師からのメリット・デメリットを含む十分な説明とご理解をいただいた上で適切なレンズをご選択いただくことが重要です。

見え方に慣れるまで多少時間がかかる
単焦点眼内レンズは1箇所にピントが合うシンプルな構造のため、脳は白内障術後すぐに見え方に順応します。
一方、多焦点眼内レンズを通して見た景色は、「近方」「遠方」など複数に同時にピントが合うため、脳が順応する(どの部分の映像か脳が判断する)までに多少の時間がかかります。
目安として早い方であれば一ヵ月程度、時間のかかる方ですと半年程度かかります。
もし、術後半年経過して改善が見られない場合は医師にご相談ください。

多焦点眼内レンズの種類

単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの見え方の違い
 
 

2焦点眼内レンズ

2焦点眼内レンズは「遠方」「近方」の2つの距離に焦点が合うレンズです。

※現在はほぼ出回っていません。ハロー・グレアも多く、過去の時代のレンズとなりました。

焦点深度拡張型(EDOF)眼内レンズ

焦点深度拡張型レンズは、新しいコンセプトのレンズでより自然な見え方を追求したレンズになります。(EDOF:Expanded Depth of Field)
各メーカーが独自に開発した技術により、ハロー・グレアを軽減し、遠方から中間までが連続して自然に見えるレンズです。ただし、手元の見え方は少し弱くなり、手術後の老眼鏡の装用頻度が他の多焦点眼内レンズと比べ多くなります。当院ではJ&J社のPureSeeを採用しております。ハログレアはほぼ単焦点眼内レンズと同等で、ヨーロッパの市場では非常に評価の高いレンズとなっています。唯一のデメリットは近くは50cmまでしかピントが合わない点になります。

3焦点眼内レンズ

「遠方」「中間」「近方」の3か所にピントを合わせることができ、
日常生活で必要な視界を幅広くカバーすることができます。
2焦点眼内レンズと比較すると中間距離の見え方が改善され、
多くの方が生活の上でメガネやコンタクトレンズの煩わしさから解放されます。
しかし、3つの距離にピントを合わせるため、光をそれぞれの距離に分散させる必要があります。そのため、2焦点眼内レンズに比べ、各距離への光の配分が少なくなるので、中間、近方については明るさを確保するなどの配慮が必要となります。
また、ハロー・グレア現象が認められやすいというデメリットもあります。
最近では、レンズの改良が進み、ハロー・グレア現象や全体的な見え方の質が改善された
ものも登場しています。当院ではJ&J社のOdyssesyを採用しております。他社や過去の3焦点眼内レンズよりもハログレアが少なく、術後の屈折ズレに対しても強い耐性をもっているレンズです。

5焦点眼内レンズ

「遠方」「遠中」「中間」「近中」「近方」の5か所にピントが合い、
日常生活において必要な視界をより高い精度でカバーすることが可能です。
現在、対象となるレンズはイスラエルのHanita Lenses社製の「インテンシティ(Intensity)」で5焦点眼内レンズとなります。日本では2020年9月より「自由診療」の枠で取り扱いが始まりました。3焦点眼内レンズに「遠中(遠方~中間)」「近中(中間~近方)」の2つの距離が加わり、日常のあらゆる活動に対応できるようになりました。
従来の多焦点眼内レンズの弱点を克服し、効率良く光を取り入れることが可能となり、コントラス感度(見え方の質)も良好です。また、ハロー・グレア現象を抑えられるレンズ構造になっているのも特徴です。
ただし、この5焦点眼内レンズは、他の多焦点眼内レンズに比べ、高額な費用が必要となります。
当院では採用しておりません。

 

多焦点眼内レンズの構造(屈折型と回折型)

多焦点眼内レンズは大きく分けて「屈折型」「回折型」の2種類があります。
屈折型回折型では、レンズの構造が異なり、見え方の特徴やメリット、デメリットに違いがあります。

屈折型

同心円状に遠用領域と近用領域でそれぞれ振り分けられており、屈折力の異なる領域が交互に繰り返される構造を持ちます。上方が遠方、下方が近方と上下に分かれているタイプもあります。
屈折型の多焦点眼内レンズはコントラスト感度が高く、遠方を見るのに優れています。
一方でレンズの構造から瞳孔径(瞳の大きさ)が必要になるため、比較的若い方に向いています。
また、回折型と比較すると、ハロー・グレア(光が滲む、眩しいなどの症状)などを自覚しやすい傾向にあります。
LentisMplusのような上下で遠用部分と近用部分で分かれている屈折型のレンズでは、ハローの症状は比較的少ないですが、欠点として「ゴースト」と呼ばれる現象があります。これは、レンズの境界部分が原因で起こり、ものの下に薄く影のように重なって見えてしまいます。この現象も脳が補正してしまい、気になる方は少ないですが、脳順応が遅い方や神経質な方はゴースト現象を強く感じる場合もあります。

 
屈折型
 

回折型

同心円状に階段状の段差を有した構造になっており、光の回折現象を利用して、光を「2要点眼内レンズ」では遠用と近用に、「3焦点眼内レンズ」では遠用、中間、近用に振り分けます。回折型多焦点眼内レンズは遠方と近方がバランス良く見えるのが特徴ですが、眼の中に入った光を分散させるため、コントラス感度がやや低下します。屈折型と異なり、瞳孔径に左右されません。

 
回折型
 

選定療養と自由診療

多焦点眼内レンズは、選定療養対象となるレンズと完全自由診療となるレンズの2種類があります。
患者様の負担額や対象となるレンズが異なります。
詳しくは下記をご参照ください。

選定療養

保険外診療のうち、国が認可したものについては選定療養として扱うことが可能で、保険診療と保険適用外の治療を併せて受けることができる制度です。
選定療養での多焦点眼内レンズの手術は、手術費用(眼内レンズ代含む)が保険適用(1~3割負担)となり、多焦点眼内レンズ(保険適用の眼内レンズ代を差し引いたもの)の費用が自費でのご負担となります。

選定療養の例
  • 病院に入院する際にかかる個室代や差額ベッド代
  • 歯科治療の際に用いる金属材料(金歯やセラミックなど)
保険診療と選定療養の違い
 
 

 

当院で採用している多焦点眼内レンズ一覧

眼内レンズの種類も年々増えており、白内障手術時にレンズ選びで頭を抱える患者様も少なくないです。
当院では、数あるレンズの中から特に術後成績などを考慮して、院長自ら厳選したレンズのみを採用しております。

 

選定療養対象レンズ

レンズ外観
名称 TECNIS Odyssey
オデッセイ
TECNIS PureSee
ピュアシー
光学部デザイン 3焦点(連続焦点) 焦点深度拡張型
焦点距離(ピント) 近~遠
(∞・60cm・40cm)
中~遠
(∞~50cm)
乱視矯正
ハロー・グレア
生産国 アメリカ アメリカ
メーカー ジョンソン・エンド・ジョンソン ジョンソン・エンド・ジョンソン
 

多焦点眼内レンズの費用

料金表

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